4月22日(金)―24日(日)
アトリエ・フォンテーヌ(六本木) 原作=小川未明 「野ばら」「二度と通らない旅人」 脚色=佐藤万里 音楽=村上勧次朗 演出=大島宇三郎 |
大島宇三郎主宰のワークショップ<SPACE U>の創設10周年記念公演第1弾として、「戦前の児童文学界の父」と呼ばれた小川未明の作品を脚色。 ある家族と、そこに訪ねて来る見知らぬ旅人のお話『見知らぬ旅人』(原作『二度と通らない旅人』)と、遠い国境線に芽生えた心の交流を、懐かしの唱歌で綴る『野ばら』の2作品を上演いたします。 国、地域、世代、そして時を越えた、根源的な人と人とのふれあいをほのぼのと描きます。 |
4月6日(水)−10日(日) 東京芸術劇場中ホール |
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19世紀に、フランスの田舎町ルルドで起こった奇跡の実話をもとに、美しい数々の歌で描いたミュージカル「ルルドの奇跡」。 主演の伊東恵里がベルナデット役の演技で、東京芸術劇場ミュージカル月間優秀賞に輝いたこの作品、4年ぶりに待望の再演です。 |
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「ベルナデット役は、“演じている”というよりも、何か別の力に動かされているという感じでした。もしかしたら、ベルナデットが力をくださったのかもしれませんね。 全編、ポップ・オペラのように曲だけで繋がっている作品ですが、台本や構成も面白く、前回の公演では、何度もご覧になってくださるお客さまが多かったと聞いています。 信仰だけを見つめた、ベルナデットのシンプルな生き方を描いたこの作品は、どなたがご覧になっても解りやすく、ストレートに感動が伝わることと思います。 私にとって、人生の岐路となった作品でもあります。4年ぶりの再演を、今から楽しみにしています――伊東恵里」(会報誌『うたたね』11号より転載) |