「もやしの根っ子」は幸せの証し
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お正月は、おせち料理を囲んで、のんびり過ごすのが一番ですね。
私は昔から、おせち料理のお手伝いが、すごく好きでした。 |
私の担当は、飾り包丁。
新年を迎えるにあたり、食材も着飾るように美しく包丁を入れて
新年のお祝い膳に並べると、
その華やかさが何ともいえません。 |
こういうふうに、お料理に手をかけることも、
静かに過ごせる年の瀬だからこそ出来ること。 |
お正月に限らず、普段の日でも、
1日がかりでお料理を作ったり、下ごしらえをじっくりできるとき、
気分転換にもなりますし、料理をする喜びを感じます。 |
中でも、「もやしの根っ子」をとっているときに、
すご―く幸せを感じてしまうんです!
コツコツと「もやしの根っ子」とりができるということは、
私にとっては、時間があって、ゆったりと過ごせる証しみたいなもの。 |
意外に身近なところにある、私の“至福のひととき”でした。(剣) |
(A2ランドvol.30より転載) |