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うららんど



剣サン、初秋の富山紀行
9月18日 布橋灌頂会
9月19 日 kohibumi concert in Toyama

布橋を渡る女人衆。剣サンはその代表として参加。
恩師・米原先生と コンサートを終えて。
音楽監督で演奏もしてくださった玉井悦子さんと
 

9月18日、140年振りに復活した布橋灌頂会に参加した剣サン。
おごそかな雰囲気のなか、女人衆代表として橋渡りを経験されました。
江戸時代、男性のみ登山を許された山岳信仰で、唯一、立山だけが女人を救済するために、こうした儀式を行ったとのこと。
この世からあの世への橋を渡ることにより、救済が約束されるというこの行事。
何を感じられたのでしょう、涙にくれる剣サンなのでありました。

その布橋灌頂会で、偶然にも高校時代の恩師に再会!
その方は、剣サンの演劇への目覚め(?)のきっかけとなった演劇部顧問の米原先生で、現在は立山博物館の館長に就任されているそうです。
昼食を博物館の館長室で一緒にいただき、しばし想い出話に花が咲く先生と剣サン。
「今度はもっとゆっくりとお話ししたい」と、後ろ髪をひかれる思いで立山を後にしたのでした。

そして翌日は久々に地元富山でのコンサート!
恩師、同級生の方々はじめたくさんのお客様にご来場いただき、初秋の富山も熱気ムンムン。
今回のテーマは「kohibumi」…そう恋文、ラブレターです!
「毎日書いてるわ」
「めっきり縁がなくなった…」
「生まれてこのかた書いたことももらったこともない!!!」
剣サンがどのタイプかは知らないけれど、人と人がコミュニケーションをはかろうとすれば、そこには必ず伝えたいあたたかい想いがあるはず。
親子であったり、夫婦であったり、友人であったり、はたまた人類すべてに捧げたり……。
決して恋人同士だけではないはずです。
その熱い想いを託した「恋文」をご紹介しよう!というのが今回のコンサートのねらいでした。

親から子へ、子から親へ。夫から妻へ。別れた恋人へ。亡くなったあの人へ、元気な祖母へ。
それぞれの手紙の内容から剣サンがインスパイアされて選んだ曲を添えていきます。
なんと朗読している剣サンが感動して胸つまるシーンも!

そしてクライマックスは、剣サン自身の「恋文」。
この手紙が宛てられた人々に、剣サンの気持ちは届いたでしょうか……。

その場に居合わせた方々の心のなかにも、きっとそれぞれの「恋文」が刻まれたことと思う、
一番大切な「誰か」に宛てる、kohibumi。
たまに書いてみると、自分自身の発見にもなるかもしれません。
(文責H)