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うららんど

「ハムレット」

「カーネギーの日本人」公演終了後、休息も束の間、
1ヶ月にわたる「ハムレット」の稽古に参加するため兵庫へ移動した剣サン。

1週間ほど早く稽古を始められた他のキャストの皆さんと合流し、
挨拶もそこそこに、すぐに立ち稽古に突入とあいなりました。

2月20日には主要キャストとスタッフが揃っての記者発表にも出席。

演出家のワレリー・ベリャコーヴィチさんたちと、
なごやかに記者の方々からの質問に答えていました。


(後列左から)奇異保さん、内藤裕敬さん
(前列左から)岡田力さん、剣幸、ワレリー・ベリャコーヴィチさん(演出)、橘義さん、平井久美子さん

〜記者会見にて〜

剣幸
「ワレリーさんの演出される『ハムレット』は、音楽、リズム、台詞が混然一体となった新しい世界になると思います」

ワレリー・ベリャコーヴィチ氏(演出)
「『ハムレット』は何時の時代をも反映している作品です。現代はテロや核問題など理解に苦しむ出来事も氾濫し、本当に平和な世の中が訪れるのか不安です。地球そのものが生命の際(きわ)に来ているのではないでしょうか。平和であることが一番好ましいのは言うまでもありませんが、でもそういう問題とも人は共に生きていかなくてはなりません。
ハムレットは、戦いを基本とする国は必ず滅び、真摯な世界が生き残る――そんな世界を反映していると思います」