HOME

  • 所属アーティスト
    • 剣 幸
    • 堂ノ脇 恭子
    • 高木 薫
    • 関口 美保子
    • 大内 慶子
    • 北川 理恵
    • 井上 花菜
    • 堀内 元
    • 業務提携
    • 伊東 恵里/えり
    • 川井 康弘
  • ニュース
  • エイツーパーク
  • 制作作品
  • うたたね倶楽部
  • 通信販売

うららんど

ミュージカル「蝶々さん」まもなく開演!

シアター1010 6月9日 (土)−24日(日)
長崎市公会堂 6月26日 (火)
諫早文化会館 6月27日 (水)
     

初日を控えた稽古場のある日。
本番さながらに組まれたセットで、本番さながらに気迫の稽古が続いています。

1890年代の長崎が舞台の『蝶々さん』ですが、
剣サンが演じるのは西洋人の“コレル夫人”。
語り部としての役どころ、ほぼ出ずっぱりです。
が、いくら顔立ちがむこうっぽくても、日本人演じる日本人の中で、
西洋人を演じるのはなかなか難しいハズ。
難しい日本語を操る西洋人として、人知れぬ苦労もあるようです。

この『蝶々さん』、お話しとしては『マダム・バタフライ』なのですが、
西洋の目で見た感覚で作られたオペラとは、根本的に違います。
今はもう失われてしまった日本人の凛とした気高さが感じられる、
蝶々さんの原点である真実を語っている作品です。
とにかく観ていただければその素晴らしさは圧巻!

蝶々さんを演じる島田歌穂さんとは、昨年の『テネシー・ワルツ』以来のご一緒です。
楚々としていながらもパワフルな歌穂さんの美声に、
剣サンの優しくあたたかい歌声が重なって奏でられる、
島健さんの心地好いメロディー。
ミュージカルな曲が和のイメージと融合して情緒あふれる空間を作ります。
ああ、気持ちいい……これは必見です!

そして、コレル夫人は子沢山だったということが発覚!
なんと3男2女の5人もお子さんが居たそうです。
異国の地で子を生み育てるのは、大変な苦労があったことでしょう。
きっと肝っ玉母さんだったのでしょうね。
肝っ玉ぶりは誰にも負けない(?)剣サン、
実は舞台のお稽古とドラマ収録とのダブルヘッダーにもかかわらず、
人並み外れた体力と精神力で、日々是決戦!
そんな剣サンの勇姿をぜひシアター1010に観にいらしてください!

『蝶々さん』の出演者座談会が、今月発売の月刊「ミュージカル」に掲載されています。
こちらもご覧ください!

(文責H)